今回も姫路城。姫路城の写真は正面から撮ったものが馴染み深いと思いますが、見る方角によりそれぞれ趣が違っていて、眺めていて飽きることはありません。姫路城は姫山という標高45mほどの低山の上に建てられていますので、基本どこからでも見ることが出来ますが、私の一番のお気に入りは乾小天守側(北西側)からみた姿です。まあ、私はその方角にある中学校出身で、見慣れているというのもありますが・・。
姫路城から500m程北西に進んだところに男山という標高57m程の小高い山があります。姫路城の姫山と一緒に夫婦山と称される山で、男山八幡宮という神社があり、1345年に赤松貞範が姫路城を築城する際に、石清水八幡宮(京都府八幡市)から八幡神などを分霊し、祀ったのが始まりとされています。頂上は配水池公園になっており、小学校の春の遠足の定番でした。この男山山頂は見晴らしがよく姫路城十景の一つに挙げられているので、時間が許せば訪れてみてください。ただし198段の急な石階段を登る必要があります・・・。


その山の北側に不動院という池田輝政公の菩提寺があります。その寺の脇を大野川という川が山裾をかすめる様に流れているのですが、ここから見上げる姫路城は堂々としています。三つの小天守が大天守を取り囲んだ姿が楽しめるのもこの方角からだけです。整然と並んだ天守構造から、防御という城本来の役目を再認識させてくれます。

この写真、下校時に見ていた夕暮れ時の城下町の雰囲気がよく出ています。毎日これをみながら登下校していたわけですが、今となってはとても贅沢な通学だったと思います。
